フィールド日記
ケイオウザクラ(花柄の短いタイプ)
バラ科
Prunus
2005年2月22日
東京都 渋谷区
[花柄の短いタイプのケイオウザクラ]
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花(2月11日の撮影) その枝の今日(2月22日)の様子
(今日の朝日新聞の夕刊に掲載されたものと同じ枝)
花屋で切花として‘ケイオウザクラ’という名で売られているものには
2月8日のフィールド日記で紹介した
花柄の長いタイプの‘ケイオウザクラ’と やはり‘ケイオウザクラ’として売られていて
花柄の短いタイプのものとがある。
[花柄の長いタイプの‘ケイオウザクラ’]
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今日の様子
本来のケイオウザクラは花柄の短い方のようであるが
花屋では開花まえの蕾の状態で売られている場合が多く
新聞に掲載するためにいろいろな店からケイオウザクラを買ってきて
開花するのを待って撮影した。
花が終わったあともそれぞれの枝のその後の様子を見ていたが
花柄の長いタイプのものは
葉も出ないのに若い実が二つふくらんできた。
切られた枝が必死に実を作り子孫を残そうとしているようだ。
花柄の短いほうの枝は
実は見当たらず、若葉が出はじめた。
ケイオウザクラに関して調べていて
山形の生産地に聞いたりしたが
生産元も正確な学名などは把握していないようだった。
花柄の長い方のタイプはケイオウザクラではないようなのだが
本来の種名はいまだわからない。
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