フィールド日記

まだつづく変形菌の話
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2003年6月15日
東京都 渋谷区

br> 変形菌といえば和歌山県出身の学者南方熊楠を連想しますが
ここ数日変形菌の不思議な様子を観察していると
だれも目もくれない暗い森の中で観察を続けている
南方熊楠の気持ちがわかるような気がします。

けっこうその後の展開が予想もつかず
はらはらとして面白いですよ!

6月13日 Am.9:12

6月13日 Pm.3:05

6月14日 Pm.5:29

6月15日 Pm.0:10
点線の部分は
昨日の夕方に黄色く広がっていたところ
矢印の黄色い変形菌は今日広がり始めているもの




昨日盛大に倒木を黄色く染めて広がった変形菌は
昨夜は雨が降ってしまったせいか
今日子孫を残す子実体も作れず
茶色く変色して死んでしまいました。

そして、そのそばで
今朝広がってきた変形菌が元気です。

シーズン真っ盛りの変形菌からは
ここしばらく目が離せそうにもありません。

20:58 2003/06/15 記

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