フィールド日記
コツクバネウツギ
スイカズラ科
Abelia serrata
2002年5月14日
愛媛県 大三島
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瀬戸内海に浮かぶ大三島は
島内を大三島町と土浦町という二つの行政がわけあうほどの
瀬戸内海の小島の中では大きめの島だ。
その最高峰の鷲ヶ頭山(標高437メートル)頂上付近は
NHKと民放の電波の発信施設があり
公園のようになっていて
園芸種のサクラやツバキが植えられていた。
乾燥したやせた土地でそうした植物たちは
かろうじて生きているように見えた。
そのなかで花盛りのこのコツクバネウツギは、
自生の強みか元気が良さそうな花を咲かせている。
ツクバネウツギの仲間はがく片が5個のものをよく見るが
コツクバネウツギは主に2個のものが多く
西の地方を中心に分布している。
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