フィールド日記

クロマツ
マツ科
Pinus thunbergii
2002年4月16日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 656頁


上に雌花、下に雄花がついている。


雌花アップ


花粉の出ている雄花。


明治神宮にたくさんあるクロマツの花が咲き始めた
何本もあるクロマツの様子を見ていると
雄花ばかりをたくさんつけた木や
花をほとんどつけていない木
雄花と雌花両方をつけている木が見られる。

ブナなどは実のなる年は山中のブナがみな豊作で
ならない年はその山全部が不作になることがあるが、
ここのクロマツは一本一本ずいぶん個性が違うようだ。
普通クロマツは雌雄同株で同じ木に雌雄両方の花を咲かせるのに
雄花だけの木などはまるで雌雄別株のように見える。

隣同士で生えてはいてもちょっとした環境の差から違ってくるのか
出身地が別のクロマツが植えられていて
それで違いが出るのか僕にはわからない。


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