フィールド日記

うまく畳まれた双葉



小さな蛇


降っていた雨が午後ようやくやんだので
散歩に明治神宮の杜へ。
雨上がりだけあって足元にミミズ・・・と思いきや
よく見ると小さな蛇です。
写真を撮ってあとでネットで調べたところ
ヒバカリのこどものようです。

大風の後もそうですが
雨上がりもなかなかおもしろい出会いがあります。

      ・ ・ ・




ところで上の翼果はテツカエデです。
9月28日に新潟県湯沢町の山中で採取したもので
イロハモミジやオオモミジなどにくらべると
ずっと大きく種子の部分もボリュームがあります。

割ってなかを見てみると・・・


種子の中


中は緑色でぐるぐる巻。


とりだしたところ


そーっと広げてみると・・・





うまく畳まれた双葉だったのです。

他のカエデの仲間はどうなのだろうと
見てみると


イロハモミジ


小さなイロハモミジもほぐしてみると
同じ構造のようです。


トウカエデ



オオモミジ


トウカエデもオオモミジもやはり同じ作りのようでした。

 22:38 2013/10/05記 代々木にて


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