フィールド日記

地域ごとに把握して書くのはタイヘンそう


6月23日に新潟県湯沢町の大峰付近で見た花
初夏のブナ林で咲くツルアジサイ



食料豊富で幸せな初夏のニホンザルたち
人間が食べても美味しくなったヤマグワの実を
豪快に食べるニホンザルたちは幸せそうで
見ているこっちも微笑んでしまいます。
6月23日新潟県湯沢町のかぐらみつまた高原で遭遇


6月22日新潟県十日町市の魚沼スカイラインで見た

グングンと育ち鮮やかに色づいたニワトコの実


最近、葉を白バックで撮り進めているのですが
大きさや形がけっこう違っていて
典型的で虫喰いのない葉を探すのは案外手間がかかります。

図鑑には長さや幅の上限と下限や
葉脈の本数が何本〜何本などと書かれていますが
それをはみでるものにもしばしば出くわします。

また、たとえばクスノキ科のアブラチャンは
新潟の山でも関東周辺の山でもよく見かけますが
新潟のほうの葉は長さが15cmほどあり
関東のものは8cmほどと別の種類かと思えるほど
大きさが違います。

まぁ、積雪地帯の植物たちは
雪が溶けるのを待ちかねて葉を広げ
ぐんぐん育っているような印象で
一枚の葉も大きくして効率をよくしているのだと思います。

図鑑の記載にも地域差をもっと書いたほうが良いとは思うけど
地域ごとに把握して書くのはタイヘンそう。

 22:56 2013/06/29記 代々木にて


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