フィールド日記

ハコベホオズキの大群落


今日見た花・ハコベホオズキ
東京大学の駒場キャンパス(目黒区)にて

ハコベホオズキは5月ごろから10月頃まで花が見られますが
フェンスや他の木にからまって上に伸びている枝にはたくさん花が咲いていて
真夏の今頃が最盛期なのだと思います。

しかし不思議なことに、
日当たりの良い斜面一面に茂っているハコベホオズキの大群落は花が咲いていません。


花の咲いていないハコベホオズキの群落


花は虫が来やすい高いところに咲くのかとも思いますが
伸び上がる手がかりのないところの株は花が咲かないというのも不思議?
もうすこし観察を続ける必要があるようです。

それと、ハコベホオズキは帰化植物で
日本では実はほとんどつけないようなのですが
虫はたくさんやってきています。

クマバチは花筒の上部に穴をあけ蜜を吸っていました。


今日見た昆虫1・蜜を吸うクマバチ



今日見た昆虫2・ツマグロヒョウモン
駒場キャンパスにて

 22:23 2011/08/01記 代々木にて


今日、フィールド日記あります




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