フィールド日記

やっぱり温暖化の影響かなぁ-2



雨も風も強い冬の日の噴水
代々木公園にて


冬の悪天候の中の噴水は何の意味があるのでしょう。

魚のための酸素の供給ではありません。
このコンクリート張りのプールのような池は
毎年水を落として土砂をさらい
魚などの生き物はいないのです。

北の丸公園の人工の滝や川は
電気代の節約のために
水を流す時間が決められています。

しかし、代々木公園の噴水は
今日のような雨の日もそうですが
冬場は午前5時から午後5時までと決められている
入園時間外の夜遅い時間も水を噴き出しています。

意味が無いと思うし、
エネルギーの無駄だと思うんだけどなぁ・・・

    ・ ・ ・




話は変わりますが
代々木公園のこのヒヨクヒバ、
例年、夏は針葉樹らしい濃緑色で、
冬は寒さのため赤茶けた色になります。
(この木の2003年2月13日の様子)

しかし今年はちょっとくすんでいますが緑色です。


緑色の葉


庭で栽培されているコギクも
もう今年の新葉が出てきています。


コギクの芽吹き


それなりに、
今年は寒いようなかんじがしていましたけど
動かしようのない温暖化の状況証拠を目の当たりにすると
この先どうなっていくのか・・・

そら恐ろしい感じがします。

21:57 2009/01/31 記

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