フィールド日記

タイサンボク
モクレン科
Magnolia grandiflora
2008年11月7日
東京都 渋谷区


せりだしてきた種


種糸でつながっている様子


赤い仮種皮に包まれた核果様の種


仮種皮の中の種子


種子の内側


種子の背側

公園などに植えられている北アメリカ原産の常緑高木。
果実(集果)は卵形で長さ7〜10cm、黄白色の毛に覆われている。
時期が来ると継ぎ目がひらいて種がせり出してくる。
種は他のモクレン科の種と同様に糸でつながっている。
(この集果には種子は写真の一粒しかできておらず
ほかの袋(仮心皮)の中はみんなしいなで空っぽだった。)

仮種皮の中に入っている種子は
コーヒー豆に似て片面がくぼんでいた。

代々木にて。


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