フィールド日記

植物それぞれの戦略がわかったら面白いだろうなぁ

2008年1月15日


葉がたくさんついている
オニタビラコのりっぱなロゼットです(白バック)
代々木公園にて


今日のフィールド日記の図鑑ページにも書きましたけど
採集してきたジャケツイバラのさや
乾燥すると開き、湿っていると閉じるのです。

植物の形や色、動きには必ず理由があるはずで
目的は子孫を残すことだと思います。

その戦略として、種子の散布方法には、
タンポポの種子のように風を利用したり、
オオオナモミのように動物にくっついたり、
ヤドリギのように野鳥に食べさせたり、
タチツボスミレのように虫(アリ)に運ばせたり・・・と
いろいろな方法がありますよね。
さて先ほどのジャケツイバラですが
なぜ晴れた日にさやが開き種子が見えるようになるのか?
その理由を知りたくなってきました。

植物それぞれの戦略、
とくに特定の動物や昆虫とのかかわりがわかったら面白いだろうなぁ。



21:55 2008/01/15 記


フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Google
WWW を検索 鈴木庸夫の植物図鑑 を検索
Top page (English)