フィールド日記
ジャケツイバラ
マメ科
Caesalpinia japonica
2008年1月15日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 130頁,「秋の花」 717頁
上向きに付き、外からでも見える豆(種子)
種子は長さ10mmほど。
楕円状球形、濃い茶色で光沢がある。
昨日紹介したフィールドでの実の様子は
さやが閉じていて種子は見えなかったが
観察のために採集してきたものを今朝見てみたら
上部が開き種子が上向きになっていた。
昨日は小雨も降ったりの曇り日だったのだが
乾燥すると開くようだ。
ためしにこの文章を書き始めるときに
この鞘を水をかけてぬらしてみたら
ゆっくり閉じはじめた。
湿度によってのこうした変化は理由があるはずだ。
想像するに、野鳥に食べてもらい
糞にまじった種子から発芽させるためなのだろうか?
こんど、晴れた日に野鳥が食べにくるかどうか
観察してみたくなった。
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