フィールド日記
植物の名前を覚える方法-3
2006年7月24日
東京都 渋谷区
センリョウの若い実
代々木にて。
植物の名前を覚えるためには
あいまいな記憶では
間違ってしまう危険が多くなります。
うろ覚えでは
どっちがどっちだったかわからなくなってしまいます。
たとえばアヤメ科の初夏に咲く花には
「アヤメ」と「ハナショウブ」、
「カキツバタ」や「イチハツ」、[ジャーマンアイリス」など
「いずれがアヤメかカキツバタ」という言葉もありますが
ハナショウブの展示場なのに
「あやめ祭り」などと称していたり混乱させられます。
似た名前ながらぜんぜん違う植物で
サトイモ科の「ショウブ」というのもあります。
セリ科の白い花なども
ちょっと見ただけでは似た感じのものが多く
迷ってしまいます。
特にそうしたものについては
花の形や葉の形などの
違いをしっかり覚えておく必要があるようです。
22:10 2006/07/24 記
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