フィールド日記

エンドウ(ツタンカーメンのエンドウ)
マメ科
Pisum sativum cv.
2006年4月10日
東京都 渋谷区




地中海沿岸地域原産。
古代ギリシャ時代から栽培され
多くの品種がある。

写真のものは「ツタンカーメンのエンドウ」と呼ばれ
小学校などでよく栽培されているもので、
さやは赤茶色で珍しい。

千駄ヶ谷にて。

本種は エジプトのツタンカーメン王墓から発掘された
3000年前の種が発芽して
それを広めたものとの話があるが
花も葉も大きく、近代に品種改良されたもののように見える。

そもそも
ふつうエンドウの種子は年数が経つと発芽しなくなるようで
3000年前のものが発芽したとはボクは信じられない。

小学校などでそれが科学的な検証を経た事実のように語られ、
栽培されていることに疑問を感じる。

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