フィールド日記
念願のアオリレンズ-ライズとフォール
2005年9月27日
東京都 渋谷区
秋のシロツメクサ。
手前の花と池の先のケヤキ両方ともピントが合うように
アオリ(チルト)で撮影。(キャノンTS 35mm使用)
今日もキャノンTS 35mmレンズを使い
ライズとフォールを試してみました。
この機構は、受光面に対してレンズを平行移動させ
被写体のパース(遠近感)を修正することができるのです。
レンズをフォール(下げる)して
寸胴のピッチャーをそのままの感じで撮影。
上の写真はレンズをずらし
見た感じに近く見えるように撮った写真です。
普通のレンズで撮ると(まんなかの写真)
下がすぼまって見えます。
修正せずに普通のレンズとして撮影。
それをもっと強調させるため
逆にレンズをずらすと
注ぎ口がずいぶん大きく見えるでしょ。
逆にレンズをずらし(ライズ)
遠近感を強調して撮影。
この機構をつかうと
見た印象どおりに撮れたり
強調したいところをより強調できたりと
いろいろ遊べるのですよね。
22:50 2005/09/27 記
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