| フィールド日記 |
一斉に開いたエリマキツチグリ
2005年8月16日
東京都 渋谷区
ヒマラヤスギの落ち葉
代々木公園にて。
昨夜の豪雨で
公園のあちこちには水の流れた跡があり
排水溝には落ち葉がたまっています。
しかし上の写真のヒマラヤスギの落ち葉の所は
水の流れるような場所ではないのですが
なぜか織物のような模様になっていました。
・ ・ ・
ところで、
雨といえば茸の仲間の エリマキツチグリは
晴れて乾燥しているときには小さなマシュマロのようなボール状で
雨が来るのを待つのです。
ボール状のエリマキツチグリの‘蕾’
このところ雨がずっと降らず
代々木公園を通るたびに
そのボールのような状態を見ていたのですが
昨夜の雨で
きょう通りかかったら
開いています。
まるで花盛りと言う感じのエリマキツチグリ
雨粒が丸い袋状の部分に当たる勢いで
胞子を飛ばすのですが
それにしても
今回の雨は待ち遠しかったようで
たくさんのエリマキツチグリたちが
一斉に開いていましたよ。
22:22 2005/08/16 記
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