| フィールド日記 |
逃げ出した‘木’
2005年3月3日
満開のギンヨウアカシア‘プルプレア’の花
埼玉県花と緑の振興センターにて
枝が風に揺れ
いよいよ冬はおわりだなぁ
という気分です。
ツバキの品種の「松笠」という花を撮る必要があり
このページの「教えてください」に載せたところ
埼玉県花と緑の振興センターにあるとのメールをいただき
先週見に行ってきました。 （2月24日の様子）
そのときにはまだ咲いていなかったのですが
蕾がだいぶふくらんでいて
一週間たった今日、
そろそろ咲いているだろうと思い
行ってみました。
ところが、な、なんと！
蕾の付いていたその木が無いのです。
「松笠」はこのホースのあたりににあったはずなのに・・・！
おどろいて事務所に行って聞いたところ
園内の整備のために植え替えたとのことでした。
どこに植え替えたのかはっきりせず
探し回ってやっと見つけた松笠の枝には
植え替えるときに枝を払ったようで
その蕾は見当たりませんでした。
やっと見つけた「松笠」
いつもはいるはずの野鳥が見あたらず
付近を探し回って出会えた
というようなことはよくありますが
木がいなくなっていて
さがして見つけ出したというのは
初めての経験です。
見つけたときはつい
「あっ！いたいた！」と
つぶやいてしまいましたよ。
22:20 2005/03/03 記
フィールド日記の目次に戻る●
次のページ
前のページ
[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く
Top page (English)
