フィールド日記
屋根の上の緑
2005年1月8日
東京都 渋谷区
コンクリートの枠で囲まれた緑のスペース
明治神宮の休憩所の階段のわきに
コクチナシなどが植えられていて
帰化植物のメリケンカルカヤが茂っている
空き地のような庭のようなスペースがある。
真ん中に小さなドームのようなものが見える。
実はこのスペースは鉄筋コンクリートで作られた建物の屋根の部分で
下は公衆トイレで
上に見えたドームのようなものは光をとりこむためのものなのだ。
この白い壁の上が緑のスペース
最近、温暖化を防ぐひとつの方法として
屋上緑化の話を聞くが
ここは
あんまり手入れもせずに植物たちは育っているようだ。
通るたびに様子を見ているが
屋上緑化というのは
その環境に適した植物を選んで植えれば
なかなか面白い場所になりそうな気がする。
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