フィールド日記


復興に向けて皆さん頑張っています

2004年11月4日


川口町の避難テント村
雨の朝

昨日 新潟中越地震の被災地に
‘何か出来ることはないかと思いやってきた’
などとえらそうなことを書きましたが
結局なんにもせずに
いま、高速バスで東京にむかっています。

現地まで行って何をしてきたのかというと
見てきただけでした。

      ・ ・ ・

直下型のせいでしょうか
見た範囲では
特に被害が大きいところは
部分的な限られた場所のようでした。

軒並み家がひどく壊れているところから
ほんの数百メートル離れると
家の被害がだいぶ少なかったりして
同じ町でも
場所によって運不運があるようです。

僕の見た限りでは
特に被害がひどかったのは
川口町の駅周辺でした。

ところで
被災地のわきの国道は開通しており
通貨車両がひっきりなしです。


国道は通れるようになっており
普通に車は走っていた。(川口町にて)


考えてみると
車で一時間も走れば
被害の少ない別世界のような町にいけるのですよね。

      ・ ・ ・

隣の小千谷市はだいぶ回復しており
ほぼ、普通の生活を取り戻しているようでした。

市役所の前のコンビニは普通に営業していて
ぼくも昼に調理パンと牛乳を買いましたが
棚にはおにぎりやお弁当も十分ありました。


普通に営業しているコンビニ

しかし、面白いことに
道を挟んだ向かい側の市役所の裏手では
自衛隊の災害援助の車両がたくさんいて
大勢の女性たちと自衛隊員が
炊き出しのおにぎりを作っていました。


おにぎりを作る自衛隊員と主婦たち

帰宅が遅くなりそうなので
高速バスの中から
今日も早めの更新です。

21:20 2004/11/04 記


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