フィールド日記

スッポンタケ
スッポンタケ科
Phallus impudicus
2004年11月2日
東京都 渋谷区


延びだしていたスッポンタケ

朝おきるとすぐカーテンを開けて天気を見るのだが
今朝はベランダに置いていた茸の幼生から
スッポンタケが発生していたので驚いてしまった。


ベランダに置いた様子。

自生地の環境に近くなるように
レンガを置いて鉢を伏せて日陰を作っていたのだ。

このスッポンタケは
半月ほど前の10月15日に高尾へ行った際に
山道に休憩用の椅子として置かれている輪切りの木の上に
だれかが置きっぱなしにしてあったものなのだ。


10月15日、高尾で撮影したときの様子

そのときはタマゴぐらいの大きさで
中が寒天質のぶよぶよとしたもので
壊れないように持ち帰り
ベランダの鉢に置いたのだ。

しばらくするとしなびてきて
ほぼあきらめていたのだが
ちゃんと発生してくれたのだった。

      ・ ・ ・


早速やってきた蝿

今朝、感激して様子を見ているうちに
早速ハエがやってきて
足にグレバをくっつけて飛んで行った。

この茸の生命力には脱帽させられる!

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