フィールド日記

らしく撮るのは難しいですね

2004年9月13日


林下で丹精に咲くノシラン
目黒区の林試の森にて


植物図鑑は
植物を写真か絵で
その姿かたちをあらわすわけですが
写真でその植物を撮るときに
僕は‘らしさ’を表現しようとおもっています。

‘やさしそう’とか
‘やわらかそう’とか
‘さわったら痛そう’とか
その植物の持つ個性を写そうと思っています。

      ・ ・ ・

撮影は
フイルムにしてもデジタルにしても
どういう仕上がりになるかの
予想がつくようになれば
表現の幅が広がってくるはずです。

どうなるかわからないけど
とにかく撮ってみれば
というわけにはいかないのです。

ストロボも
表現の手段の一つですが
今日は
ムラサキ科のマルバチシャノキを撮りました。

まず幹ですが
ストロボなしの写真と
ストロボを焚いた写真をごらんください。
(三脚で撮ったので構図はまったく同じです。)


左、ストロボ無し   右、ストロボを焚く

仕上がりを見てみると
ストロボ無しで撮った写真のほうが
幹の感じがでていました。

同じように葉を撮ってみました。


左、ストロボ無し   右、ストロボを焚く

葉の感じは
ストロボを焚いた右の写真のほうが
感じが出ていました。

きょうは仕上がりを見て
‘らしさ’を表現するのは難しいなぁ
と再認識したしだいです。

20:55 2004/09/13 記


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