フィールド日記

思いやりが足りないようですね

2004年9月1日


朝、しぼんでしまっていた
昨日のフィールド日記に載せたコマツヨイグサの花
新宿区にて


今日、帰宅途中
山手線に乗っていて
新宿駅に停車中の時のことですが
僕はつり革につかまり
なんとなく
ホームのほうを眺めていたのです。

すると白い杖の目の見えない女性が乗ろうとして
電車の側面にぶつかり
その側面をたどって来て
ようやく乗り込もうとしたその瞬間
ドアが閉まりはじめたのです。

僕はあわててドアに行き扉を押さえたので
その女性は挟まれずにすみました。

都会の鉄道は
数分間隔で運行していて
盲人、老人、酔っ払い、子供などなど
いろんな人が狭いホームに大勢いて
ある確率で事故はおきているのに
なんで扉のついた防護柵をつけないのか
不思議ですね。

ところで
最近、
ホーム端の白い線がなくなってしまいましたね
ホームのアナウンスを聞くと
「黄色い線の内側でお待ちください」と
言っています。

黄色いのは線ではなくて
盲人用に突起のついた点字タイルです。

それが、電車との最前線の
ホームの端につけられているので
盲人は電車を待っている人の前の
ホームの端の
電車に一番近いところを歩けということなのでしょう。

思いやりがあれば
ホームの真ん中の一番安全なコースにタイルを張って
’のような形で電車のドアに向けて
誘導するタイルをつければ良いと思うのですがねー。

22:32 2004/09/01 記

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