フィールド日記

世界からやってくる植物たち

2004年4月13日
東京都 渋谷区
トップページの文を転載しました


緑鮮やかなミズキの若葉と蕾
明治神宮にて


僕は道を歩くときに
右を見たり左を見たり
上を向いたり足元を見たりと
きょろきょろとしながら歩くのが癖になっています。
そうして歩いていると
毎日通る道でも新しい発見があるものです。

対象は自然というわけですが
やはり植物に目がいきます。

植物であれば
雑草も樹木も
園芸種にも目が行きますが
はじめてのものを見ると興味がわきます。

今日見た代々木駅近くの
レストランの前に飾られていた鉢の花は
いままで見たことがありませんでした。

ネットで調べてみると
ユータクシアという
オーストラリアの花のようでした。

やはり、花を買う人たちも
人の持っていないもの、
珍しいものに興味があるのでしょう。
園芸植物を扱う業者は
世界からつぎつぎと導入しているようです。

ファッションに近い感覚での
はやりすたりがあるようです。

こうしたことが良いことかどうかわかりませんが
‘かわってる!’とか
‘珍しい!’とかいう理由だけで
自生地から日本までつれてこられた植物たちは
かわいそうなような気もしますね。

日本が居心地がよくて
しっかり根付いたとしたら
こんどは嫌われものの
‘帰化植物’となるわけですよね。

22:09 2004/04/14 記

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