フィールド日記

ハナナ
アブラナ科
Brassica rapa var.amplexicaulis(学名引用は小学館園芸植物大辞典より)
Brassica campestris(=rapa) var.amplexicaulis(平凡社世界有用植物辞典
では学名が同じでサントウサイの学名としている)

2004年2月23日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」215頁



春に咲くアブラナ科の黄色い花はみな菜の花と呼ばれるが
このハナナのほかコマツナ、ハクサイ、セイヨウカラシナなど
みな花はよく似ている。

アブラナ科は
ワサビもダイコンもタネツケバナなどの白い花でも
花はみな放射相称で十字形になり
がく片は4、花弁も4枚、おしべ6本(2+4)で
内側の4本が長いという共通点がある。

花の名前がわからないとき
観察してみて
上記のような特徴が備わっていればアブラナ科に間違いない。

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