フィールド日記

ケヤキの幹で冬越する生き物たち

2004年1月6日
東京都 渋谷区

   
はがれそうに浮き上がった樹皮          小さなカタツムリ       小さなハサミムシ


カツオブシムシの仲間か?    小さな蜘蛛      ハナカメムシの仲間か?

ケヤキの大木の樹皮は幹が太くなるにしたがって
樹皮が薄片となって剥がれ落ちる。
はがれる途中のういた樹皮の間は安心して過ごせる
虫たちの居場所のようである。

ためしに何枚かはがしてみると
幹の北側にはさすがに一匹もいなかったが
南側にはだいぶ住人がいた。

カタツムリにしてもハサミムシにしても
ルーペで見なければわからないほど
まだ小さな生き物たちの冬越しの場所のようだ。

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