フィールド日記
春の七草を探してみよう
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2004年1月6日
東京都新宿区
今日見つけたハコベ
1月7日は‘春の七草’の七草粥を食べる日ですね。
今日はことしはじめて仕事場に行きましたが
昼休みの散歩で
七草の中のいくつ見つけられるかと思い
仕事場の近くの原っぱに行ってみました。
先ず、
上の写真の‘ハコベ’
これはすぐ見つかりました。
たくさん生えています。
ナズナのロゼット
次に
薺(なずな)→ナズナ
ぺんぺん草と呼ばれるどこにでもある雑草ですが
花の時期とはまるで様子が違い
地面にはりついたロゼットを見つけました。
そして、
ずいぶん探して、やっと
御形(ごぎょう)→ハハコグサ
を見つけました。
ハハコグサの花
本来の花の時期は春ですが年中咲くようです。
今日もよれたさびしげな花が咲いています。
ハハコグサの葉
茎の葉は古くて硬そうですが
根元には若い柔らかそうな葉がついていました。
これで3種ゲットです。
菘(すずな)→カブ
蘿蔔(すずしろ)→ダイコン
は八百屋で確保するとして
僕の散歩コースでは
仏の座(ほとけのざ)→コオニタビラコ(タビラコ)
芹(せり)→セリ
はたぶん見つけられないでしょうから
やはりセリは八百屋さんに頼るとすると
手に入らないのはコオニタビラコですね。
散歩コースにはコオニタビラコと同じ属の
ヤブタビラコが生えている所があるので
それで代用とするかなー。
属は違うけど
名前の似た
オニタビラコのロゼット
はたくさんあるのでそれでもいいかな。
旧暦だったらもっとゲットしやすそうですけど
それでも東京あたりではなんとかなりそうですね。
・ ・ ・
シソ科のホトケノザ(サンガイグサ)
余談ですが
原っぱにはシソ科のサンガイグサが生えていました。
これは春の七草の‘仏の座’とは違うので
間違えないようにしてくださいね。
サンガイグサはちょっぴり毒があるようですよ。
22:16 2004/01/05 記
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