フィールド日記

よく知った上で対策をたてよう
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2003年12月18日



仕事場のそばのお宅の玄関先に咲いていた
白いシクラメンの花


東京大学総合研究博物館で
この秋に開催されていたシーボルト展は
興味ぶかい展覧会でした。

幕末の日本の自然や文化を総合的に分析して
標本、資料と情報の収集をして
日本文化を世界に広めたシーボルトは
日本が好きで医者としての本業以外の
趣味で研究していたわけではなくて
植民地としての可能性や
日本をどう利用できるかを探るために
あらゆる角度から日本を調べていたわけです。

      ・ ・ ・

話はかわりますが
先日からいきさつを何度か更新している
‘誰がつけたのだろうかカラスのタグ’では
そのタグの意味を知りたいと思っていました。

カラスの対策をたてるために
どういう習性があるのか
どういう生態か、
また行動範囲や寿命等の詳細な
データが必要だと思います。

そういうわけで
みんな同じように見えて違いがわからないカラスに
タグをつけての観察はかかせないでしょう。

先日、
そのタグの意味を自然教育園に質問したのですが
今日、そのお返事をいただきました。

若いカラスの見分け方など
生態に即した調査方法が書かれており
興味深いです。
ご一読をお勧めします。

‘誰がつけたのだろうかカラスのタグ’コーナーの
スクロールした一番下に載せましたが
クリックすると
自然教育園からの回答
ジャンプします。

23:04 2003/12/18 記

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