フィールド日記

近江八幡を歩く・マングローブのような水辺
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2003年9月9日


朝の琵琶湖を見たくて
早起きして
近江八幡の宿をでて
折りたたみ自転車で琵琶湖に向かいましたが
さすが歴史の古い町だけあって
大きなお寺や
近江商人のお屋敷が並び
それらを眺めながらなので
自転車のスピードがなかなかあがりません。

そうしたなかで
古い洋風建築の小学校がありました。


古い建築物だろうが
立派に管理されている近江八幡小学校の校舎


まるで帝都・東京の大学のように立派ですが
この町の小学校だというのですから
その当時、
この町はそうとう豊かだったのでしょうね。


鉄筋の新校舎

南側に最近立てられた鉄筋三階建ての校舎も
瓦をのせて
旧校舎のイメージにあわせて作られていました。

      ・ ・ ・

そんなこんなで
暑くなってきたころ湖畔にたどり着きました。


砂浜でまるで海岸のような琵琶湖の湖畔
水辺の木はヤナギの仲間


淡水なので
水際に柳が生えるのは当たり前なのですが
白い砂浜と水辺の木の様子は
西表島の海岸のマングローブ林によく似ています。

そして水の流れの少ない入り江などには
ホテイアオイやヒシ、ウキクサなどが
たくさん見られました。


入り江にびっしりと育つホテイアオイ

      ・ ・ ・

青春18きっぷでのさすらいの旅の終わりは
シラタマホシクサの花が見たくなり
豊橋で途中下車、葦毛湿原を覗いてきました。

そして、
今、帰りの車中でこれを書いてます。
(三島あたりかな)

20:07 2003/09/09 記

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