フィールド日記

琵琶湖を見下ろす山に登りました
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2003年9月8日
滋賀県 志賀町


武奈ヶ岳(ぶながたけ)頂上


図鑑などで植物の記載を見ていると
比良山のことがよく書かれていて
以前から
釈迦岳や武奈ヶ岳は登りたいと思っていました。

比良山とは比良山系のことを指し
標高1000メートルを越える山が15ある山塊の総称で
今日登った武奈ヶ岳は比良山系の主峰なのです。
(リフトとロープウエーを乗り継いで
ちょいちょいで行ってこれました。)


ところで、頂上にあるこの木の標識ですが
なにか不自然です。


『武奈ヶ岳山頂標高1214M』と書いてある標識

よく見たらプラスチック製で
すでに壊れいて
なかみの発泡スチロールと鉄の芯が見えていました。




まさに‘はりぼて’ですな。

そういうわけで、
この前での記念撮影はする気がなくなりました。

      ・ ・ ・

今日乗ったリフトが昭和30年代のもので
スピードが遅く距離が長いのです。

木が見下ろせるめったにない機会なので
ぼくはまわりに生えている木を
見て楽しみましたが
リフトの鉄柱に
『居眠りは危険です』
と書いてありました。




退屈で寝てしまう人がいるんですね。

ところで今夜は
昨日泊まった近江塩津の対岸の
近江八幡のビジネスホテルにいます。


23:03 2003/09/08 記

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