フィールド日記

ハンゲショウ
ドクダミ科
Saururus chinensis
2003年6月26日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」718頁,「春の花」197頁


今日見たら花が咲いており、白くなってきた葉もみられた


 
5月29日の葉の様子             蕾がついた6月14日の様子

伸び始めた頃から観察を続けていたが
今日見てみたらもう白くなった葉もみえはじめ
花も咲き出していた。
咲き始めは垂れている花穂は開花するにつれて立ち上がる。
上についたほかの葉もこれから白くなってくるだろう。

平凡社の世界有用植物図鑑では
‘この葉色から半化粧の名があるといい・・・’
また半夏生(夏至から11日目のころ)に
この葉をつけるからという説が書かれている。

漢字では‘半夏生’と書く。
‘片白草’ともいわれ
中国では‘三白草’と書く。
いずれも花の咲く時期や葉の白くなる様子から名づけられたようだ。

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