フィールド日記

人の踏み荒らしより1000倍悪い四輪駆動車
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2003年6月25日
秋田県 酒田市



厚い雲がかかる鳥海山・最上川河口付近から撮影


梅雨の最中のこの時期に
好天が続いた今回の旅も
昨夜のニュースの天気予報では
でっかい傘マークでした。

起きてみると曇り空ながら
まだ降っておりません。

海岸の植物が見たくて
降りだす前にと
急いで海岸に行ってみたところ
昨日登った鳥海山は
頂上に雲を載せ
酒田市の後ろにそびえておりました。

      ・ ・ ・

ところで
酒田市の最上川河口近くの宮野浦浜に行ったのですが
広々とした砂浜に
ハマヒルガオなどの厳しい環境に育つ
海岸の植物たちがたくましく育っていました。

その群落の中を無数の車のわだちの跡が刻みつけられ
たくさんの植物がつぶされているのです。

雪国では四輪駆動の比率が高く
砂浜を車で走る人も多いのでしょう。


四輪駆動の通ったあとがくっきり残る砂浜

こうして荒らされた海岸や河川敷をよく見かけますが
それぞれの運転者の自覚で
道路以外は走らないとすべきですが
法的な規制が必要かもしれませんね。

新潟経由での帰り道、
今日は関越道を走る車の中でこの文を書きました
運転は友人のN氏です。
彼もこのホームページを読んでくれているそうで
強行軍の今回の旅でも
だいぶ協力してくれました。‘感謝!’


20:21 2003/06/25 記

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