フィールド日記

街路樹と街灯
トップページの文を転載しました。

2002年12月19日
東京都 文京区


街灯とプラタナス。(文京区白山)

見知らぬ街を歩くのは楽しいものです。

打ち合わせの帰りに
小雨がぱらついてはいましたが
小説や江戸時代の歴史書によく出てくる地名が多い
文京区の小石川あたりから白山、
千石、巣鴨までを歩いてみました。

途中白山通りの白山のあたりでは
プラタナスの並木が続いています。

まだ葉が残った木がありますが
葉の残り方が不自然です。

よく見ると街灯の
光の当たる側ばかりに葉が残っています。

上の写真の右の木などは
長年街灯の光の当たる側の育ちが良かったせいか
枝の長さもアンバランスでした。

しばらく歩くと
街路樹がイチョウになりました。


イチョウの街路樹とすぐそばにある水銀灯(文京区本駒込)

街灯とイチョウの木の様子を
道すがらずっと見て行っても
光の影響はないようです。

イチョウは夜の光には左右されず
気温かなにか別のセンサーで
秋を感じて葉を落とすのでしょうね。

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