フィールド日記

ハマヒサカキ
ペンタフィラクス科(←ツバキ科)
Eurya emarginata
2002年11月28日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」609頁


雄株                ヒサカキよりも丸っこい葉だ

フィールド日記ではヒサカキの雄花を
2002年3月8日に、
雌花を2002年3月19日に紹介したが、
春に花が咲く植物だ。

同じ属のハマヒサカキは
暖地では秋に花が咲き
ヒサカキと同じような独特の臭気がある。

海岸に生える植物で
ぼくは薩摩半島の長崎鼻の岩場でみたものが
葉が丸っこくて艶があり
波風にはへこたれないという雰囲気で
とくに印象にのこっている。

海岸の植物は街でも公害に強いので
交通量の多い道沿いなどに植えられている。

今日見たこの花も
原宿近くの交通量の多い幹線道路で咲いていた。

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