フィールド日記

マルバスミレ
スミレ科
Viola keiskei var.glabra
2002年10月15日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 438頁


一面に大きく育った葉が茂っている。


茎が伸び上がった実。


根元にはこれから大きくなっていく実がたくさんあった。


大きな実を割ってみた、もうすぐ熟す種がいっぱいだ。

4月10日に花を紹介した所はいつも通る道で
その後この場所を通りかかるたびに
葉が茂っている夏姿は見ていた。
今日ほかに見るものもなかったので丹念に観察してみた。

根元に閉鎖花の実が次々と出来ているようだ。

育ったものはもう茎が立ち上がり
すぐにも弾けそうだが
タチツボスミレなどに見られる
種を飛ばした後の茎が見えない。

根元の実はこれから伸び上がって
種を飛ばすのだろうか
どなたかマルバスミレの生態をご存知でしたら
教えていただきたいものだ。

夏の間よく見ていなかったが
このあとどうなるのか観察を続けたいと思う。

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