フィールド日記
チカラシバ
イネ科
Pennisetum alopecuroides
2002年10月 2日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 307頁
秋の野原に普通に生えている草だ。
花のない時期は目立たず、
他の草にすっかりまぎれているのだが、
咲き始めると数も多く強く存在感を主張しはじめる。
植物の名前などほとんど知らなかった子供の頃の記憶の中でも
この草ははっきりと覚えている。
この時期になると原っぱにたくさん生えていて
花をしごいて集め手の中でクリのイガのようにして遊んだ覚えがある。
この草を見ると
特別な郷愁にかられる懐かしい草だ。
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