フィールド日記

晴海埠頭にて

2002年9月13日
東京都 中央区
トップページに掲載したものを転載しました。


母の実家が
佃煮で有名な佃島の近くの中央区の月島にあり
子供のころ、
晴海埠頭付近には自転車でよく遊びに行きました。

今日はその母の実家に用事があり
時間を作って久々に晴海付近を自転車で散歩しました。

子供のころにも
世界中から来る船を見た覚えがありますが
今日もメキシコ海軍の帆船で
クアウテモック(CUAUHTEMOC)号
というステキな船が来ていました。



風の力だけで外洋を航海する船で
それも全長90.5メートル、満載排水量1800トン、
乗員253名の大きさです。

そんな大きな船が太平洋の真っ只中を
エンジンの音もなく、
帆に風をはらんで
253名を載せて疾走していることを想像するだけで
楽しくなってきます。

船首にはギリシャ神話の神なのでしょうか
人物の像があります。
(どなたかこの像の由来をご存知の方がいたら教えてください。)



今日は休養日なのか
大勢の若い船乗りたちが船をあとに私服で
楽しげに銀座方面にでかけていきました。

ところで、子供のころ見本市会場として
大きなイベントがよく行われていて
丸い屋根の大きな建物などがあった場所が
いまはすっかり更地になっていました。



今その役割は
幕張の東京メッセなどに移ったのでしょうが
なにかさびしく、浦島太郎になった心境でした。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)