フィールド日記

ウサギとカラス

2002年9月1日
東京都 渋谷区

トップページのコメントを転載しました。

明治神宮には
外国産の飼いウサギが住み着いています。
このフィールド日記でも2月2日に紹介しましたが
その後もよく出会います、
最近様子を見ていて心配なことがあります。

草を食べているウサギのまわりを
ハシブトガラスが取り囲み
しっぽなどをつついているのです。



うかうかしていると前にまわりこみ
目をつつきそうで気が気ではありません。

以前は人と距離を保っていたウサギが
人がそばにいると
カラスたちが近づかないためでしょうか、
最近は人のそばで案心して草を食べています。

今日はウサギを取り囲んでいたカラスを追っ払って
ウサギのそばに座り本を読み始めた僕の近くで
ずっと草を食べていました。

閉園時間がせまり人影がなくなり
僕が立ち去ろうとすると
すぐカラスたちがウサギを取り囲み始めました。


ウサギをつつくカラス。

あっという間にそばに降り立ち
もうつついています。

以前、カラスの群れが大きなウシガエルの目を攻撃して
襲っているのを見たことがあります。

体の大きいウサギは
そうやすやすとはやられないでしょうが
いずれ、弱ったときなどの何かのタイミングで
カラスの餌食になりそうです。

そもそも
こんなところにペットを捨てる人間が悪いのですが、
なんとか救う方法がないものですかねー。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)