フィールド日記
エノキグサ
トウダイグサ科
Acalypha australis
2002年7月24日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「秋の花」 145頁
葉のように見えるが総苞で真ん中にあるのが雌花だ。
(毎日その日に撮った写真を掲載していますが、
このアップの写真は22日の撮影です。
今日撮った写真よりもよく映っていたのでこれを使います。)
上に突き出ているのが雄花で
小さな方の写真に写っている
葉の付け根についている総苞の真ん中にあるのが雌花だ。
別名アミガサソウと言う名がついていて
この総苞の形から名づけられたようだ。
どこにでもある雑草でこの総苞に目が行かなければ
特に印象にも残らない草だ。
今日このページを作っていて
学名の属がAcalyphaだということにはじめて気づいた。
そういえ雰囲気がよく似ている。
園芸植物のアカリファは
派手な赤や赤と緑の混色の葉で
熱帯や亜熱帯に300種も自生しているグループだそうで
日本に自生するアカリファ属の植物は
このエノキグサと
沖縄に自生するキダチアミガサソウの二つだけのようだ。
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