フィールド日記

コキララタケ
茸・ヒトヨタケ科
Coprinus kimurae
2002年7月1日
東京都 渋谷区


7月1日午前10時5分撮影


7月1日午後5時38分撮影


7月2日午前11時30分撮影
この写真は翌日の7月2日に追加しました。



   
6/30PM15:06    7/1AM10:06    7/1PM17:39

黄金に輝くじゅうたんの上にのっている
おとぎ話に出てくるようなかわいいきのこだ。

このじゅうたんのようなものはこのきのこの組織の一部で
菌糸塊(Ozonium)と呼ばれるものだ。

毎日観察していると生態も不思議だ。

デジカメで撮影すると日にちはもとより時間も記録されるが
上の大きなほう左の写真の撮影時間は今朝撮ったもの
右の写真は夕方事務所からの帰りがけの撮影だ。

下の小さな方の写真も昨日と今日撮ったものだが
左の昨日午後撮影の立派な茸は
今朝は茎だけのこり傘はしぼんでいる。
手前には今朝葉っぱを持ち上げ始めた茸が成長していた。

夕方の撮影では手前のきのこはすっかり大きくなっていて
昨日のきのこの茎はもう付け根のところしか残っていない。
明日には跡形もなく溶けてなくなってしまうことだろう。

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