フィールド日記

ケンポナシ
クロウメモドキ科
Hovenia dulcis
2002年6月25日
東京都 新宿区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 716頁 「秋の花」 437頁



  
写真左より 花のアップ。   花盛りの木。

線路と自動車道との隙間のわずかな空き地に
20メートルはあろうかという
ケンポナシの大木があり
てっぺんの枝から手の届く高さの下枝にまで
花をたくさん咲かせて甘い香りが漂ってくる。

里山に生えていたら
ミツバチたちの格好の餌場になるだろうに
天気が悪いためかもしれないが
虫の姿を見かけない。

甘い実がなると
昔は田舎の子供たちの格好のおやつになったそうだが
都会では誰も振り向かないだろう。

----------------------------------フィールド日記の目次に戻る●

次のページ
前のページ

[植物写真家 鈴木庸夫の自然を楽しむ]のトップページへ行く

Top page (English)