フィールド日記

ビワ
Eriobotrya japonica
2002年6月8日
東京都 港区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 164頁,「秋の花」 183頁




 
小さな傷がめだつ実。   大きな種が入っている。


子供のころ我が家の裏庭にビワの木があり
季節になるとおやつ代わりにたくさん食べた。

そういった記憶があるので
果物屋で立派なビワが相当な値段がついて売っていても
お金を払って買うような気がしない。

今日空き地のようなところで生えていたビワは
昔の記憶どおりの
ちょっと傷がついた小さな実をたくさんつけていた。

手を伸ばし二つ三つしっけいして食べてみた。

中には体積の半分は占めようかという大きな種が入っていて
すっぱかったが懐かしい味がした。

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