フィールド日記

ウキヤガラ
カヤツリグサ科
Scirpus fluviatilis
2002年5月21日
東京都 葛飾区
山渓ポケット図鑑「春の花」 318頁





葛飾区にある水元公園は
湿地の植物が多い。

ウキヤガラの生えている一帯は
ヒメガマやフトイが生い茂るうっそうとした湿地帯で
これらの草はみんな大型で人の背丈以上ある。
長靴を履いて分け入ったとしても進む先も見えず大変だろう。

しかしここは公園なので
木道が整備されていて観察するのに都合が良い。

漢字で「浮矢柄」と書き、
冬に枯れた茎が水に浮いている様子から名づけられたそうだ。

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