フィールド日記
ミゾカクシ
キキョウ科
Lobelia chinensis
2002年5月21日
東京都 葛飾区
山渓ポケット図鑑「夏の花」 696頁,「秋の花」 50頁
九州の湿地でよく見るミゾカクシだが
東京ではあまり見かけることはない。
水元公園のハナショウブの田んぼの一角に
すき返していないところがあって
タガラシやスズメノテッポウなどと一緒に生えていた。
園芸種のロベリアと同じ仲間で
個性的な花の形は一度見たら忘れないだろう。
誰が命名したのか別名アゼムシロと言うが、
湿った泥の上にびっしりと生えている様子は
ほんとうに畦に筵(むしろ)を敷いたようだし、
溝を覆う様子はまさにミゾカクシだ。
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