フィールド日記
クサイチゴ
バラ科
Rubus hirsutus
2002年5月20日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 502頁
2月21日に花を紹介したクサイチゴの実の時期になった。
同じバラ科でも果物屋で売っているイチゴは
オランダイチゴと言い草の仲間だ。
アメリカの原産で今から160年ほど前に
オランダ人が長崎に持ってきたようである。
クサイチゴは山野に自生しており
「クサ」とはつくが
キイチゴの仲間でこちらは木である。
赤い実はけっこう大きく、ワイルドな味でおいしい。
朝は曇り空ながら天気予報では晴れるということだったが
駅に向かっているうちにぱらぱらと雨が降ってきた。
そういうわけでごらんのようにクサイチゴの葉が濡れている。
ザックには折り畳み傘を入れていたが
駅まですぐだからと傘を出さないで歩いているうちに
ずいぶんぬれてしまった。
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