フィールド日記

シロツメクサ
マメ科
Trifolium repens
2002年4月17日
東京都 渋谷区
山渓ポケット図鑑「春の花」 144頁、「夏の花」 702頁




どこにでも咲いている花だ。
子供のころ四葉のクローバーを探したり
花を編んで首飾りを作ったりした覚えは誰にでもあるだろう。

ヨーロッパから昔ガラス製品が入ってきたときに割れないように
詰め物としてこれの干した草が使われて、
混じっていた種で広がったそうだ。

日本の風土に合っていたのだろうが
海岸のそばのものは大きくて生き生きしている。
出身地の環境に近いのかもしれない。

都会の空き地の隅で
人に踏まれて育っているやつは
貧弱でこれで子孫が残せるのかと心配になる。
しかし案ずることはない
そんな状態でも毎年そこの場所を確保して生きている。

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