フィールド日記

ヤマブキソウ
ケシ科
Chelidonium japonicum
2002年4月2日
東京都 八王子市
山渓ポケット図鑑「春の花」 542頁



ケシ科の花の中ではめずらしく
清く正しい春の野草の雰囲気がある。

時期も花の色もヤマブキに似ているが
こちらは花びらが4枚、
ヤマブキはバラ科の木で花びら5枚。
この二つは混同したり間違えたりするはずがない。

同じケシ科のクサノオウは
枝をちぎってみて黄色い汁が出ることで
葉っぱの時期でもそれとわかるが、
図鑑にヤマブキソウの茎を切ると
橙黄色の乳液が出るとなっているけど
春の野草の代表のようなこの草を
僕はまだ折ってそれを確認したことはない。

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