フィールド日記

カテンソウ
イラクサ科
Nanocnide japonica
2002年4月1日
神奈川県 秦野市
山渓ポケット図鑑「春の花」 592頁




瞬く間に跳ね上がり花粉が舞い散る。この花は反時計回りに順番に跳ね上がっていった。
カメラを三脚に据えて
シャッターを切るため風の止むのを待っていると
方々の花からのろしのように花粉が出ている。

おしべの葯が小さくたたまれたような花を見ていると
ぴょんと跳ね上がってそのときに花粉が煙のように出ている。

デジカメで撮れないかと思って
連写モードでシャッターを押し続けて百カットは撮っただろうか
一瞬の出来事でその瞬間のが写っていなかった。

下の写真で全部の葯が飛び出るのに15分くらいかかっただろうか。
その間の一瞬を写し撮ることに
今回はあきらめて
こんどはビデオカメラで撮ろうと思った。

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