フィールド日記 芽吹く木々
2002年3月9日
埼玉県 名栗村
折りたたみ自転車を押して暖かい太陽を背に浴びながら
アブラチャン
ノイバラ
フサザクラ
静かな林道をのんびりと登ります。
その歩調が周りを見るためにはちょうど良い速度です。
みぎの木をみても、左の木を見ても芽吹き始めています。
あと一週間たったらあちこちで花が咲いているとは思いますが、
膨らんだ蕾を見るのも楽しいものです。
ノイバラの芽吹いた先にシャクトリムシの仲間の芋虫がいて
写真を撮るために僕が手を触れたとたんぴたっと動くのをやめて、
「僕は枝、誰がなんと言おうと僕は枝だ!」
と言うように枝になりきっていました。
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