フィールド日記

雨上がりの森

2002年3月6日
東京都 渋谷区



いつも通る道でも、日により時間により違った表情をみせる。
昨夜来の雨もあがりまだ人気のないこの道を歩いていると
春を迎えてエネルギーにあふれた草木たちのの"気"のようなものを感じた。

よく出会う(2月2日に掲載した)ウサギ君も
今日は僕がそばを通りかかっても逃げる様子を見せないし、
いつもは用心深い野鳥たちも
リラックスした朝のひと時を過ごしているように見える。

ぼくも道の真中に立ち止まって、
そんな春の"気"を受け取るつもりで深呼吸をしてみた。

朝の森はすがすがしいものだが
今朝はこの春の特別な朝だったような気がする。

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