フィールド日記

ナガミヒナゲシ
ケシ科
Papaver dubium
2002年3月4日
東京都 新宿区
山渓ポケット図鑑「春の花」224頁



幹線道路で交通量は多いけれども
日当たりの良い歩道の街路樹の下で
ほかと様子の違う草が見えた。
近づいてみるとナガミヒナゲシだった。

ケシ科の植物は粉をふいたような独特な緑色のものが多く、
他の植物とはなんとなく感じが違うようなところがあるが、
そのケシ科でしかも帰化植物のこの草は
異邦から来たという雰囲気を
こんな時期から発散させているように思う。

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