フィールド日記

ケンポナシ
クロウメモドキ科
Hovenia dulcis
2015年1月10日
東京都 渋谷区にて更新


落ちた実


種子も見えている

ケンポナシの冬木を見上げても
もう実はほとんどついていないので
木の下を見ると実のついた枝先ごとたくさん地面に落ちている。
食べられる果柄はだいぶ乾燥しているが食べてみると
干した果物のような甘味があり
動物にとっては冬の貴重な食料だろう。

この木から数百メートル離れた所で
以前タヌキのため糞をかくにんしていたので
早速見に行ったのだが
思った通りケンポナシの種子がたくさん見られた。


タヌキの糞の中に見える
茶色い小粒がケンポナシで大きいのは銀杏


新宿御苑にて。



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